昔、悪龍が出て、人馬を食い尽くしていた。村人此の堂に集まりて一心に祈念すると、お堂から白馬が出てきた。白馬は彼の悪龍に呑まれたが、悪龍たちまち石と化した。なお、これを以て石龍山という。
なお、○り石となりたる姿、今も洞中に顕然たり。
馬頭観音は馬頭を頭上に戴き、忿怒の形相で諸悪を食い尽くす観音様である。
観音は、三面六臂の座像で、像高約18p。馬頭と六臂の一部を欠いているが鎌倉時代の秀作といわれる。また弘法大師が柚の老木を刻んで作ったものという縁起も伝わる
軒には馬が描かれた大きな絵馬がかけられ、小堂には左甚五郎作と伝えられる木馬がある。